身体の異変は急にやってくる

『身体の異変は急にやってくる』

こんにちは、握りこぶし君です。

これは、私事の話なのですが、今年9月末に健康診断を受診しました。

少し時間が経ち、健康診断の結果が返ってきました。

肝臓に病を抱えているものですから、肝臓の数値はいつも指摘されるのは承知していました。

しかしながら、今回は、少し違ったのです。

病院から電話が入り、直ぐに来院してくれとのことでした。

先生は、落ち着いた聡明な感じの方で、丁寧に説明してくれました。

 

話の内容は下記のとおりです。

この度、肺のCTを検査した結果、その肺は全く問題なかったのですが、

そのCT画像の中に、膵臓が映っており、その膵臓がかなり腫れているというのです。

生まれてはじめて膵臓という臓器を意識した瞬間でした。

癌の可能性もあるので、至急、精密検査を受けた方が良いと・・・

 

その後、いつもの肝臓の係り付け医の先生を訪ね、受診後、精密検査を受けました。

今度は、膵臓にスポットを当てたMRI検査です。

かなり時間をかけて詳しく調べてもらいました。その結果も芳しくなく、

膵臓が腫れていることだけがクローズアップされて明確な診断には辿り着かず、

改めて、〇〇国際がんセンターという大きな総合病院を紹介してもらうことになり、

徹底的に検査を受けることになりました。

3~4回通い、結局、入院して膵臓の超音波内視鏡を受けることに・・・

その結果、お陰様で膵臓癌ではないことがほぼ確定しました。

しかしながら、『自己免疫性膵炎』という指定難病であることが判明しました。

この指定難病は、1995年に提唱された歴史的には比較的新しい疾患概念みたいです。

難しい話はわからないのですが、

今以上に悪くならないように付き合っていくしかないみたいです。

何が言いたいかというと、10月の始めまで何もない状態から、ある意味、『死』というものに向かい合うところまで、

大きな身体の異変は急にやってくるということです。

そのことを肝に命じておく必要があるということです。

 

今、家族がいる人も、おひとり様も、核家族化が進んだ今の世の中では、

いずれ近いうちに一人になるということを想定して、

元気な内に、その先のことに対して、

自分なりの準備を始めることが重要になると思います。

 

とても大事なことは、身体の異変は急にやってくるし、

そこに情けはありません。

一日として待ってくれないかも知れないのです。

今、やらなければならないことを実行に移すことです。

 

わからないことは、とことん調べるか、わかる人に聞くしかありません。

自らの行動がなかったことで後悔することがないように・・・

先ずは自らが動く、それのみです。