健康寿命はあなたの想像より短い
こんにちは、握りこぶし君です。
今日は、男女ともに『健康寿命を考える』がテーマです。
健康寿命の話をする前に、良く耳にする『平均寿命』と『平均余命』の意味を整理しましょう。
『平均余命』とは、ある年齢の人々があと何年生きられるかという期待値のことで、
厚生労働省の簡易生命表で知ることができます。
要するに、0歳における平均余命のことを『平均寿命』と言って、日本人が一番よく
使う言葉になります。(2021年・平均寿命/男81.47歳・女87.57歳)
この平均寿命は今年の7月29日に発表され、新型コロナウイルスの影響で男女ともに少し短くなったそうです。
一方、本題の『健康寿命』はどうなのか。
この『健康寿命』という概念は、健康上で日常生活が制限されることなく生活できる
期間ということに位置付けられています。
今、この健康寿命は、2019年のデータがあって男72.68歳・女75.38歳となっています。
思ったより、以外と低く、改めて考えさせられるところがありますよね。
私は61歳ですから、健康上の問題なく生活していられるのが、平均値で言うと、
あと11年ちょっとになりますね。あくまでも平均値の話ですが・・・
しかし、平均値を甘く見てはいけません。平均より後ろになれば幸いですが、平均値より
前に来ることも充分想定していないといけないということになります。
そう考えると、これから『健康』でいれる時間を大切にして、『自分らしく生きる』ことが
とても重要になってきます。
先ずは、その意思がとても大切なことに気づくことです。
ここでもうひとつ、気づかなければならないことは、平均寿命から健康寿命を引いた年数に
注目することです。(男・8.79 女・12.19)
この年数は人が健康上の問題を抱えて生きている年数ということになります。
本来、この年数を短縮していくことが課題(健康寿命を延ばしていくこと)であることは
明白なのですが、現実はそうなっておりません。
要するに、人は健康寿命をはっきりと意識して、身体が健康である内に、自分らしく生きるための
行動をすることが求められるということです。
明日から自分の中で意識することは以下のとおり。
- 健康寿命の平均値年数を確認する。(男・68歳 女・75.38歳)
- 健康寿命を少しでも長くするために何ができるかを考える。
- 自分らしく生きるために、健康の内にやるべきことを決める。
- 自分らしく生きるために、やるべきことを実行する。
- 健康上で日常生活が制限される時が来ても笑顔を忘れない。
ここまで理解できて、これからの行動をイメージ出来たら、
後は、自分らしく、やりきるだけです。
あなたが生きてきた証を大切な家族又は信頼できる方が引き継ぐ、引き継ぐ方は、
遺産というものだけではなく、あなたの想いを引き継ぎ、
その方の人生に溶け込んでいく。
最後になりますが、人は生を受けた者の宿命として、誰もが死と向かい合うことを避けることは出来ません。
健康寿命を考え、自分らしく生きることもその一環です。
人は最後を迎える時に、自らを客観的に総括するらしいです。
自らの人生〇〇年の通知簿です。
素敵な言葉で締め括りたいものですね。