『おひとりさま』楽活のはじまり

『おひとりさま』の『楽活』はこれがはじまり。

先ずは、どこから手を付けて良いのか。

いつの時代においても大切な三つのテーマ・お金・健康・

家族の一つ『お金』について考えてみよう。

お金は『収入』と『支出』による年間収支が、

これから30年先にどうなるか。

※あなたが60歳とした前提でライフイベント入りキャッシュフロー表を作成

 

収入面において特に大事なことは、

いつまで働くのかということ。

年金を貰えるまで働くというのは基本であるが、

それ以降も多少の収入があることが理想だ。

特に収入の柱となる年金は65歳から70歳まで繰下げを

行うことで42%増となり、

増加した年金が生涯受け取れる効果は大きい。

そのキャッシュフロー表を作る時、自分のやりたいこと・

目標を『ライフイベント』にしっかり組み入れ、

社会との接点を可能な限り保ち続けることをお勧めしたい。

『目標』を持つことは、自らの意欲・生きる力につながり、

社会との接点は、新たなネットワークづくりにつながる。

何かの時に助けてくれる存在はとても大きい。

 

次に支出面の話をする。

2022年総務省統計局の家計調査によると、

65歳以上の高齢単身無職世帯の消費支出は143,139円となっている。

これはあくまでも平均値であり、『おひとりさま』が描く

ライフデザインにより金額は前後する。

この平均金額は参考程度に留め、

自らの意思に基づいた消費支出額を算出すべきだ。

他に、大きな支出として医療費と介護費があるが、

それ以外にも『おひとりさま』特有の

『身元保証』や『死後事務委任サービス』・『相続関連』等

の費用も含めてキャッシュフロー表を作成すべきである。

 

但し、身元保証などの高齢者サポートサービスをめぐる

契約上のトラブルが近年増加傾向にあるという報道が

『国民生活センター』から発表されており、サービス内容と料金の

契約内容及び解約時の返金条件等をしっかり確認の上で、

信頼できる事業者を選定する必要がある。

不安に思った時は自分ひとりで判断せず、

周りの人に相談することも大事である。

なお、これらの高齢者サポートサービスは自治体が事業展開及び

支援している場合もあるので確認してみることをお勧めする。

事業者選定のリスクを激減させることがとても重要です。

 

追伸 『おひとりさま』のキャッシュフロー表が必要な方は

HPの問い合わせから申請してください。